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2013年9月の北極海氷面積予想

 北極海氷についての情報を発信しているArctic Sea Ice Blogが、多くの科学者などに今年9月の北極海氷面積の平均値を帰納的手法、モデリング、統計などで予想してもらい、その予想を発表しています。http://neven1.typepad.com/blog/2013/06/crowd-source-prediction-of-mean-september-sea-ice-july-update.html#more グラフは引用許可をいただいています。

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中央値は約300万平方キロで、去年の9月16日に記録された341万平方キロを下回っています。IQRはInterquatile range、四分位値で、データの1/2がこの範囲に収まることを示しています。この予想は9月の平均値なので、最少面積はそれより低いことを考えると、270~80万ぐらいになるのではないでしょうか。

 もちろんこれはあくまでも予想ですが、北極海氷の減少が科学者の予想を超えて進行してきたことを考えると、これより悪くなることも十分に考えられます。また今年は、大幅な減少を記録した2007年のように、6月に海氷の中央部あたりで大きな亀裂が生じていることも気になります。ドイツのブレーメン大学が公開しているSea Ice Mapsを見ると、それがよくわかります。http://iup.physik.uni-bremen.de:8084/amsr2/

 海氷面積は体積と比較すると人工衛星で正確に測定できるので、北極圏の気候変動の指標として重要なものです。海氷が消滅してから対策を始めては遅すぎます。本当に今のような、結果を出せない温室効果ガス削減の対策だけでいいのか国際的に検討する必要があると思います。

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No title

コメント失礼します。
どうやら今年の夏の北極海の海氷面積は予想ほど減少しないようで、とりあえず一安心です。
それより、都市部のヒートアイランド現象の方が直接的影響が大きいので、なんとか対策を講じてもらいと思います。

No title

 今年は冬の間に低温が続いて、海氷がかなり回復したのが理由のようです。ヒートアイランドは大きな問題ですね。こっちは田舎なのであまり実感はありませんが。

No title

札幌も前の冬は低温が続き寒かったです。北海道全体でも農作物の発育に影響が出たようです。今は夏の暑さで回復しましたが。
「結果を出せない温室効果ガス削減の対策」を継続していいのか?ここのところが一番の問題点かもしれないです。万が一原因が別なところにあった場合、努力とカネが無駄になります。
数十年後の科学者が、自然現象のブレの範囲が原因としたならば、火山に蓋をして噴火を止めることと(そんなことは不可能ですが)同じことを我々は行ったことになるかもしれません。
プロフィール

大熊座から来た男

Author:大熊座から来た男
HNは池澤夏樹『スティル・ライフ』より。
ブログ名は、ツンデレ美少女風に読んでください。
CV:今井麻美、斎藤千和推奨。

膵腺房細胞癌という非常に珍しい病気と闘いながら、気候変動(特に北極圏問題)や気候工学(ジオエンジニアリング)について学んだ情報を発信していきます(体調不良のため、最近は闘病ブログになりつつあります)。気候学は独学で勉強中なので、いろいろとご指摘お願いします。

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