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2013年5月の北極海氷

 ワシントン大PIOMASの、北極海氷体積の推定値が更新されました。画像は以下のサイト Arctic Sea Ice からの物です(掲載許可をいただいています)http://neven1.typepad.com/blog/2013/06/piomas-june-2013.html 

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赤い線が2013年現在の推定値ですが、大幅な減少を記録した去年より少し高い値になっています。北極圏では今年の冬に低温状態が続いたため、海氷が回復傾向にありましたが、気温が上昇した現在でもその時回復した分が残っているのでしょう。しかし、PIOMASの推定値には大幅な誤差が含まれる可能性があることを考えると、楽観視はできません。海氷融解の時期は始まったばかりなので、これから4か月近くはその状態を注視していく必要があります。

 もう一つ気になるのは、北緯85度と80度付近の2か所にできた、海氷の厚みが現在1m程度まで薄くなっている部分です。以下のサイトで詳細を見ることができます http://arctic-news.blogspot.jp/2013/06/thin-spots-developing-in-arctic-sea-ice.html#more 海氷内部にできた海水域はポリニアと呼ばれ、最近ではそんなに珍しいものではありませんが、早い時期に大きなポリニアが生じてしまうと、そこが太陽熱を吸収するため内側からも海氷の融解が加速されることになります。その影響がどの程度になりそうかは簡単には計算できませんが(どなたか専門の方がいらしたら、コメントお願いします)、これも懸念材料の一つになりそうです。
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プロフィール

大熊座から来た男

Author:大熊座から来た男
HNは池澤夏樹『スティル・ライフ』より。
ブログ名は、ツンデレ美少女風に読んでください。
CV:今井麻美、斎藤千和推奨。

膵腺房細胞癌という非常に珍しい病気と闘いながら、気候変動(特に北極圏問題)や気候工学(ジオエンジニアリング)について学んだ情報を発信していきます(体調不良のため、最近は闘病ブログになりつつあります)。気候学は独学で勉強中なので、いろいろとご指摘お願いします。

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