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6月2,3日の大阪、京都旅行 1

 大学の学園祭の休みを利用して、土~月と大阪、京都を旅行してきました。土曜は梅田のホテルに宿泊し、日曜は枚方市の万博記念公園に。お世話になっている先生に、記念公園を案内していただきました。突然の申し出にもかかわらず、貴重なお話を伺い、本当にありがとうございます。

 まず最初に国立民族学博物館へ。世界中の多くの民族の文化にまつわる道具、乗り物、宝飾品などが展示されています。祭事のための華やかなもの、呪物のような禍々しいもの、遠い国の物なのになぜか懐かしいものなど、いろいろな展示を見ていくうちに、人間の営みの多様性と、その根底にある共通の思い(豊かな実りをもたらす自然への感謝、死に対する恐れとその克服、現世を楽しみたいという思い)が伝わってきました。

 次にEXPO'70パビリオンへ。ここは万博当時の鉄鋼館を利用した万博の記念館で、当時の様子を伝える様々な資料が展示してあります。館のガイドの方の説明付きでまわっていったのですが、やはり圧倒されたのは岡本太郎のデザインによる太陽の塔の内部空間(現在は非公開)にあった「生命の樹」の1/2スケールのモデルです。樹の周りには様々な生物の模型(制作は円谷プロ)の模型が取り付けられ、原生動物から人類までの進化が示されています。また館全体からは、テクノロジーへの憧れと、それを作り出した人間の理性への信頼という肯定的なメッセージが感じられました。

 万博当時の70年と現在では、環境やエネルギーなどの点で状況が異なるかもしれません。しかし2つの博物館を案内していただいて、様々な生物とともに進化してきた人間は、その創造物(文化、社会、政治、経済など)と、多彩な人々の協力によって、困難な状況も乗り越えることができるというメッセージを受け取った気がします。案内してくださった先生の著作の、温暖化対策は対立ではなく協力による運動、「祭り」のようなものにしなければならないという部分がとても印象に残っていたのですが、43年前世界最大級の「祭り」があった場所で、その精神を感じることができたと思います。

遠くからでも圧倒される太陽の塔。まるで生きているようにも感じられました。IMGP0245s.jpg

裏の過去を表す「黒い太陽」IMGP0242s.jpg
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境目

家の近所にも太郎さんの大きな手のモニュメントがあり(もう20年前にできたのですが)それまで2車線の道路が1車線になってしまいました。手がいまだに周囲に溶け込まず、異様さを放ち続けています。とてもアーティフィシャルで交通にも自然環境においても特異点になっています。
環境という事を考えずに、岡本太郎を置いてみればよいか、1車線ずつ削って何となく空きスペースにしようくらいの発想だったのでしょう。
その後、その通りの商店街は衰退の一途を辿り(勿論、政府の経済政策上の問題も同時にありますが)とても寂しい街並と化しています。
このまま廃墟になってもあの二つの手は浮いているように想われます。

No title

残念なことですね。どのような作品でも、それが誰によって、どんな状況で鑑賞されるかによって、それが持つ意味は大きく変わってきます。配置する前にこういったことを考えなかったのでしょうか。
プロフィール

大熊座から来た男

Author:大熊座から来た男
HNは池澤夏樹『スティル・ライフ』より。
ブログ名は、ツンデレ美少女風に読んでください。
CV:今井麻美、斎藤千和推奨。

膵腺房細胞癌という非常に珍しい病気と闘いながら、気候変動(特に北極圏問題)や気候工学(ジオエンジニアリング)について学んだ情報を発信していきます(体調不良のため、最近は闘病ブログになりつつあります)。気候学は独学で勉強中なので、いろいろとご指摘お願いします。

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