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退屈でも凡庸でもない節約:Popye 2013 9月号 Cheap Chic '13を読んで

 去年リニューアルして大好評の雑誌Popeyeの今月号は、40年近く前に刊行されたファッション関係者のバイブル、Cheap Chicを再読し、今の時代に甦らせるという特集で、素晴らしい内容でした。1975年に刊行された、2人の女性ジャーナリストによるこの本は1977年に片岡義男の翻訳により日本でも発売され、現在もロングセラーを続けています。この本の基本的な主張としては「長く着れる上質なものにお金をかけよう」となるのですが、それだけではなくベーシックな物を中心とした中でいかに自分独自のスタイルを作り出すかという、差別化や個性をも重視しているところにあります。服にお金をかけないことは、大量生産の制服的な格好になりがちですが、チープシックの精神はそれとは真逆になります。

 特集ではまず基本となるデニムや上質な靴などの後、安くて機能的なワーク、ミリタリー、アウトドアウェアを紹介。ここまでだとよくある定番品特集と変わりませんが、新しいのはYaecaやDigawellのような新進デザイナーの作る白シャツやチノーズなどの定番の比較(一見ベーシックながら、面白いディテールや素材使いで一味違います)、メゾンブランドの作るベーシックウェア、デザイナーによるエスニックウェア(Dries Van Notenのペイズリーガウンがすごい)など、クリエイティヴな服も取り上げていること。こういったものを一つ取り入れるだけで、定番中心のスタイルが一変します。このバランス感覚が絶妙でした。

僕もチープシック的なコーディネートを。

2013081414449.jpg

Pendletonのシャツジャケット(畳んでいたんで、しわがひどい)に、Individualized Shirtの10年近く着ているボタンダウン、Walla Walla Sportのスゥエット(アメリカ製なのにかなり安く、さらにセールで40%off)。

 シャツジャケットは、20年ほど前に雑誌でUnited Arrowsの栗野宏文氏(チープシック特集のインタビューでも、一番初めに載っています)が、白のボタンダウンとデニム、Aldenのローファーに合わせて着ていたのを見て、欲しいと思って大阪のショップでやっと見つけたら、サイズが大きすぎてあきらめたものです。去年日本人向けのサイズが発売されて、20年越しに手に入れました。有名なPendletonのウールシャツとそこまで値段が変わらない、チープでありながらとても役に立つ服です。


POPEYE (ポパイ) 2013年 09月号 [雑誌]POPEYE (ポパイ) 2013年 09月号 [雑誌]
(2013/08/10)
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大熊座から来た男

Author:大熊座から来た男
HNは池澤夏樹『スティル・ライフ』より。
ブログ名は、ツンデレ美少女風に読んでください。
CV:今井麻美、斎藤千和推奨。

膵腺房細胞癌という非常に珍しい病気と闘いながら、気候変動(特に北極圏問題)や気候工学(ジオエンジニアリング)について学んだ情報を発信していきます(体調不良のため、最近は闘病ブログになりつつあります)。気候学は独学で勉強中なので、いろいろとご指摘お願いします。

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